100の節約術も、固定費の削減には敵わない。
将来の資産を増やすために支出を減らそうと節約に目覚めた方。素晴らしいですね!
節約は継続して初めて効果が表れます。なので、節約への情熱を維持するためには、節約生活を楽しいものにする必要があります。
そして節約生活を楽しくするには、節約効果の高い節約術から始めるのが吉です。
もっと具体的に言えば、節約は、固定費を削減することから始めましょう。
1. 節約は、固定費の削減から始めましょう
節約の鉄則は、固定費の削減から始めることです。なぜなら、固定費の削減による節約効果は、日々の変動費の節約効果を優に超えるからです。
そもそも、支出には2種類あります。固定費による支出と変動費による支出です。固定費とは、簡単に言えば、生きてるだけで一定費用の支出義務が発生する費用のことです。固定費は、言わば税金です。固定費の代表例は、家賃、携帯代(パケ放題、かけ放題系のプラン)、保険料、新聞代です。一方、変動費は、利用する量によって費用が変わるもので、食費、電気代、水道代等が該当します。
固定費の特徴は、日々の節約の成果が及びにくい一方で、サービス提供者との契約内容を見直すことで大幅な削減が見込める点です。例えば、家賃であればより安い物件に引っ越す、携帯代であればキャリアからサブキャリアやMVNOに移る、といった感じです。固定費の削減を目的とした節約は、契約変更を伴うためのひと手間が発生しますが、一度行ってしまえばその費用減の効果は継続してくれるのです。長期的な視点をもって、固定費の削減を始めてみましょう。?
2. 固定費の削減ができたら、変動費の削減にトライ!
固定費の削減の節約が終わったら、ようやく次に変動費削減のための節約にチャレンジです。変動費削減の節約術は無数にあり、その効果や必要な努力の程度も大小様々です。ですから、節約術を闇雲に実践するのではなく、節約効果を見定めて本当に効果のある節約術のみを行いましょう。
例えば、管理人の知人は、水道費を削減すべく、水シャワーを11月になっても続けていたようです。しかし、水シャワーによるガス代の節約効果は高々数百円/月です。究極的な節約生活を目指すのなら良いのでしょうが、節約のための努力とその節約効果を考えれば水シャワーは実践すべき節約術ではありません。
さらに言えば、このような効果の少ない節約は、節約生活そのものを危うくする可能性があります。つまり、節約で頭がいっぱいになり必要以上に窮屈な生活を強いた結果、節約生活を諦めかねないということです。
まとめ
節約の対象となる支出には、固定費の支出と変動費の支出の2種類があります。
まずは節約効果の高い固定費の削減から手を付け、それから日々の節約による変動費の削減を狙いましょう。
これが、節約のやる気を継続させ、節約生活を楽しく習慣化するための方法です。
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