私は仕事で英語を使うわけでもない純ドメのこてこての日本人ですが、趣味で勉強を継続していたらTOEIC900点を取ることができました。
TOEIC900点というスコアが取れたことは、大学卒業時のスコアが670点だった私にとって大変自信になりました。
TOEICのハイスコアを取る過程でわかったことは、ハイスコアは闇雲に勉強しても取れないということです。
逆に言えば、正しい勉強法を理解していれば、TOEIC900点は難関でもなんでもなく、純ドメの日本人でも取ることができるのです。
特にTOEIC900点を短期間で取得するためには、3つの勉強法を身につける必要があると私は考えています。
今回はTOEICハイスコアの取得方法について、私の実例を使って説明してみましょう。
TOEICの勉強と割り切ること
まず、TOEICの受験に際して理解しないといけないことは、TOEICはTOEIC用の英語でできているということです。
TOEICでは、リアルで使われるスラング等の日常会話は出題されません。
ネイティブや帰国子女みたくスラングを話せるとかっこいいので、つい英語のスラングの書籍に手を出したくなることは十分に承知しています。
が、そこはTOEICはオフィシャルな英語を扱う資格試験なんだと割り切り、英語全般の向上ではなく、TOEICに特化した勉強をしましょう。
TOEICはリスニングとリーディングができれば高得点になるわけですから、これらリスニングとリーディングに勉強時間を充てましょう。
TOEICでハイスコアを取るために、スピーキングとライティングの勉強ははっきり言って不要です。
もちろんスピーキングとライティングの知識や経験がリスニングとリーディングに活かされることはありますが、TOEICで高得点を取ることが目標なのであればいっそスピーキングとライティングは後回しにしましょう。
目標と計画を立てること
次回のTOEIC 試験で何点を取りたいのかを明確にしましょう。目標がない事にはどこに進めばいいのかわかりませんし、目標達成のための効果的な勉強方法も決まりません。
TOEIC700点を目指す人とTOEIC900点を目指す人とでは、勉強方法や読むべき参考書は異なります。
目標を立てた後は、そのスコアをどうすれば取れるのか、いくつかの参考書を読み戦略を練りましょう。
TOEICの結果は、合否ではなく、スコアとして表れます。そのため、目標のスコアが取れなくても、なぜ取れなかったのか、どこに重点を置けば次のチャレンジで目標とするスコアを達成にできそうなのかを考えることができます。
勉強時は英語に集中すること
英語を勉強するときは、全神経を英語に集中させましょう。
逆に言えば、英語の聞き流しは、時間の無駄であり効果がないので、絶対にやめましょう。
仮に英語の聞き流しぐらいで英語ができるようになるのであれば、英語のできる日本人は山ほど日本にいるはずです。
英語に近道はありません。純日本人で英語ができる人は、程度は違えど間違いなく英語に正面から向き合って勉強を続けてきた人だと思っています。
まとめ
管理人は、TOEIC900点取得後にMBA留学をしましたが、留学先の英語には大変苦労しました。
今でも英語学習の苦労は続いています。英語学習に終わりはないと思っています。
また、TOEICのスコアが高いからといって英語が堪能だとは言えません。
むしろ、TOEIC900点は英語ができる人になるための入り口に立てたレベルと私は理解しています。
TOEICのハイスコア=英語の堪能さとは言い切れませんが、TOEICでハイスコアを取得できれば、その人の人材市場価値は上がるため、転職や昇格等による年収アップが期待できます。
なぜなら、TOEICのハイスコアを取れる人材は、言語習得の際に求められる地道な努力が苦にならない人材と同義だからです。
英語の堪能さを目指すのとTOEICの高スコアを目指すのとでは歩むべき道は異なることを理解し、正しい勉強法をもって最短距離で目標に向かいましょう!
ではまた!
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