電気代が高いこの時代、とりわけエアコンの電気代は高いと感じます。
電気代を安くする一番の方法は、電力会社を変えることです。
シンエナジーから東京電力に変えた時の話に興味のある方は、こちらの過去記事をご覧ください。
電力会社を変えてもまだ電気代が高い場合、エアコンの新調を考えてみましょう。
エアコンの電気代を安くするには、新しいエアコンに交換するのが効果的です。
新しいエアコンは節電効果が高いですからね。
特に5~10年使った古いエアコンは変え時でしょう。
しかし賃貸物件に住んでいる場合、エアコンの交換の難易度がぐっと上がります。
なぜなら、エアコンの交換は、居住者ではなく、大家さんが判断するものだからです。
今回賃貸物件のエアコンを大家さんに交換してもらえたので、その話を記事にします。
なお、あくまで個人の経験に基づく話である点をあらかじめご了承ください。
賃貸のエアコンを交換するには、まず管理会社に相談
賃貸物件によりますが、大家さんに直接相談することは稀です。
まずは管理会社に相談するケースが多いと思います。
管理会社は、大家さんの代理で賃貸物件を管理する会社ですね。
管理会社は相談者からの話を聞き、大家さんに報告すべきか判断します。
なので、エアコンの交換に辿り着くには、まず管理会社の門を突破する必要があります。
部屋のどこかにしまいこんだ賃貸契約書を引っ張り出しましょう。
そして管理会社の連絡先へ電話したら、エアコンについて相談したいと話します。
重要なポイントとして、管理会社と話す際に注意してほしいことがあります。
相談のポイントは、エアコン交換をお願いしないこと
管理会社は、相談を受けると大家さんに連絡すべき内容か判断します。
大家さんに話をつないでもらうために、管理会社に相談するときの注意があります。
相談時の注意とは「エアコンの交換をお願いしないこと」です。
『エアコンの交換をしたいのに、エアコンの交換をお願いしないのは矛盾では?』と思うところですが、ここが大事なのです。
繰り返しになりますが、エアコンの交換を決定するのは大家さんです。
管理会社でも、エアコン利用者でもありません。
「エアコンの交換をお願いします」と伝えるとどうなるでしょうか。
管理会社は身構え、エアコンを交換しないように説得してきます。
「エアコンの耐用年数は10年なのでまだ使えます」、「クリーニングはご自身で行ってください」などと言ってくる可能性が高まります。
なぜなら、エアコンの交換には、エアコン本体のお金だけでなく、管理会社の事務手続きの手間がかかるからです。
管理会社の心情を捉え、相談の際はエアコンの交換を直接お願いしたい気持ちをぐっとこらえましょう。
では何を伝えたらいいのでしょうか。
エアコンの交換という「願望」の代わりに、エアコンの交換判断の情報となる「事実」を管理会社に伝えるのが正解です。
例えば、「エアコンの効きが悪い」、「エアコン・室外機から異音がする」、「エアコンのカビ臭さが取れない」等、エアコンの不具合について話してください。
もちろん嘘はいけません。
事実を伝えるだけにとどめ、エアコンの交換の判断は大家さんに委ねるようにしましょう。
まずは、エアコンの相談話を管理会社から大家さんへつないでもらうことが大切なのです。
エアコン点検者は我々の味方
晴れて管理会社から大家さんにエアコンの話をつないでもらったら、現地確認のためのエアコン点検者が家に派遣されます。
大家さんはエアコンのプロではないので、エアコン点検者による現地確認が必要です。
『エアコン点検者が問題なしと言ったらどうしよう』と思いますが、安心してください。
エアコン点検者は点検作業だけでは利益が少ないので、点検した結果エアコンに少しでも不具合があれば追加の作業を大家さんに提案します。
その作業こそが、エアコン交換であり、エアコンのクリーニングなのです。
この点エアコン点検者は我々の味方だと思っていいでしょう。
エアコン点検者が家に来たら、管理会社に話したエアコンの不具合について会話してください。
ここでもエアコン交換の話は言ってはいけません。
エアコン点検者からの質問へ回答しつつ作業を見守りましょう。
エアコン点検者は不具合の有無を確認します。
そして不具合がある場合の具体的な対応(エアコン交換か部品交換か)を判断しているものと思います。
古いエアコンだと、交換する部品が欠品や品薄である可能性が高いです。
そうすると部品交換よりも、エアコン交換の方が安くなることがあります。
エアコン点検の結果、エアコン点検者が大家さんに「交換が必要」と報告すれば、エアコン交換に辿り着きます。
交換でなくとも、エアコンのクリーニングの必要性を大家さんに伝えてくれるかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
賃貸物件に住む私が、大家さんにエアコンの交換をしてもらった話でした。
注意事項は「エアコンの交換をお願いしないこと」でしたね。
なお、あくまで個人の経験に基づく話なので、参考情報としてお読みください。
ではまた!
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