最近の円安の情勢と高い株価によって、投資先に悩まされている方も多いのではないでしょうか。
私自身も株式以外の新しい投資先を探していました。
すると、住信SBIネット銀行の外貨定期預金(米ドル)で1か月もの年利3.1%という商品を見つけたのです。
この外貨定期預金は、外国通貨を預けることで外国為替市場のリスクを抑えながら、高い金利で運用できる銀行商品です。
私も年利3.1%は魅力的だと感じ、初めての外貨定期預金に申し込んでみました。
本記事が同じような初心者の方にも役立てていただけると幸いです。
ちなみに、定期預金関連でお得なキャンペーンは実施されるので今後も注目が必要です。
以前は、円定期預金でTポイント6000円分をもらえるキャンペーンが行われたこともありました(現在は終了していますが)。
外貨定期預金のメリット
まずは、外貨定期預金のメリットの見てみましょう。
- 高い金利:外貨定期預金は、日本円の定期預金よりも高い金利で運用されています。特に現状は日本円と外貨の金利差は大きく開いており、世界の基軸通貨である米ドルですらも高い金利を享受できます。
- 低リスク:外貨定期預金で預けた外貨は、為替変動により目減りすることはあっても、元値自体が減ることはあります。例えば、100ドル預ければ満期になれば100ドルと利息が返ってきます。当然銀行が破綻するリスクは少ないながらも存在するので、預け先の銀行は吟味してください。
- 短期間:外貨定期預金は、1か月からでも利用できます。半年や1年の拘束であれば株価暴落時に投資の元手が無いという状況になりえますが、1か月であれば投資タイミングを完全に逸する可能性は低くなります。株の暴落を待っている間に使っていないお金をそのまま持っておくことの方が投資の機会損失といえるでしょう。
住信SBIネット銀行の外貨定期預金とは
では、今回利用する住信SBIネット銀行の外貨定期預金の魅力を見ていきましょう。
公式によると、「好金利」「為替コスト安」「為替レート指定注文」に特徴があるようです。
ユーザーからすると何といっても好金利が1番で、そのほかはおまけのようなものです。
特に私の場合、普通預金口座に眠っている米ドルをそのまま預けるだけなので、為替手数料と注文は無視しました。
繰り返しになりますが、外貨定期預金のメリットは好金利である点です。
外貨定期預金は、円の定期預金よりも高い利回りを得ることができます。
円の定期預金の金利は、住信SBIネット銀行で0.02%です。公式はこちら。
一方、主要な外貨の定期金利の金利は1.1~4.6%です。公式はこちら。
米ドルの場合、期間に応じて3.1%~4.6%という金利です。
1~3か月でも3.1%と、6か月と1年の4.6%には劣るものの、十分魅力的な数字です。
ちなみに、円からドルに換えて預けると年利5.0%というキャンペーンもあるようです。
ただし、ご存知のとおり、現在は円安真っ只中です。
円でドルを買うタイミングではないと思います。
辛抱強く円高を待ち、円高のタイミングで円をドルに換え、定期預金するのが良いと思います。
実際に外貨預金定期に申し込んでみた
そもそも外貨預金に興味を持ったきっかけは、手持ちの米ドルを有効活用したいと考えたからでした。
そこで、様々な金融商品を検討しましたが、今回ご紹介した1か月年利3.1%の外貨預金定期に申し込むことに決めました。
今まで米ドルは手元に眠っていて有効に活用できずにいたのですが、この外貨預金定期ならば利息を得ることができます。
また、米ドルを新規で調達しないため、為替変動を気にすることなく安心して運用することができます。
そのような背景で、今回、住信SBIネット銀行の外貨定期預金の「米ドル・1か月」に申し込んでみました。
期間満了!気になる結果は?
申込から1か月が経過し、いよいよ満期が到来しました。その結果は以下のとおりです。
利息は、税引前305.67USD、税引後243.58USDでした。
1か月で約3万円程の利息が入りました。もう1か月預けるのもよさそうです。
正直、最初は外貨預金定期にどのくらいの利息がつくのか、どの程度のリスクがあるのか全く分かっていませんでした。
私の申し込んだ外貨預金定期は米ドル建てで1か月年利3.1%という金利で運用され、その結果は、利息を含めた総収益は満足いくものでした。
私が預けた米ドルは元本のままで、1か月後には利息が付いた形で返ってきました。
これによって、手持ちの米ドルはより価値あるものに変わり、有効に活用できました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今、株価は高水準を維持しています。このような市場環境下で、お持ちの米ドルを有効活用する方法として、外貨預金定期を考えてみてはいかがでしょうか。
ではまた!