ふるさと納税って具体的にいくらお得になるの?
ふるさと納税は、泉佐野市等の自治体が金券等を返礼品として扱うようになりキャッシュバック納税に成り上がった結果政府が収束を図るほど、国民にとっては大変効果のある節税手段です。
ふるさと納税は何がうまいかというと、納税分は寄付金として扱われるため所得金額から控除対象になるためです。
この効果だけでは2000円以上の負担になるだけですが、ふるさと納税先の自治体から2000円以上のモノやサービスを御礼の品として享受できるので、やらないと損な国の制度です。
今回は、一般的なサラリーマンである私の経験から、2019年のふるさと納税の想定の収支金額を算出してみました。
「ふるさと納税って結局いくらお得になるのか?」の一つの回答例としてご参考ください。
ふるさと納税の収支金額の算出方法
この記事では、ふるさと納税の収支金額を下記のとおり算出することにします。
ふるさと納税の収支金額
=-寄付金額+節税効果+御礼の品
ふるさと納税の寄付金額
まず、ふるさと納税の金額です。
2019年のふるさと納税の金額は、「103,200円」でした。
ふるさと納税の節税効果の算出
次に、ふるさと納税による節税効果について見ていきましょう。
2019年は7月末時点で「103,200円」を納税しました。その場合の節税効果は下記のとおりです。
控除対象 | 節税効果(円) | 備考 |
所得税 | 20,240 | (103,200円-2,000円)*20% |
住民税 | 80,960 | 基本文+特例分 |
基本分 | 10,120 | (103,200円-2,000円)*10% |
特例分 | 70,840 | (103,200円-2,000円)*(100%-10%-20%) |
所得税+住民税 | 101,200 |
というわけで、ふるさと納税の節税効果は「101,200円」です。
103,200円を納税して101,200円が返ってくるのですから、投資としては2000円の損失が発生しました。
ふるさと納税の御礼の品の算出
最後に、ふるさと納税の御礼の品の算出をします。
ここでは、御礼の品を購入した場合の金額を御礼の品の金額として扱うことにします。
御礼の品 | 御礼の品を購入した場合の金額(円) | 備考 |
米30kg | 12,000 | 5kg(2000円)*6 |
ティッシュ30箱 | 6,000 | 1箱(200円)*30 |
豚肉6kg | 7,200 | 100g(120円)*60 |
たまねぎ30個 | 1,500 | 1個(50円)*30 |
梨10個 | 1,500 | 1個(150円)*10 |
Amazonギフト券 | 35,280 | |
合計 | 63,480 |
というわけで、御礼の品は「63,480円」であることがわかりました。
ふるさと納税の収支金額
ここまでに算出した金額を、ふるさと納税の収支金額の式に当て込みます。
ふるさと納税の収支金額
=-寄付金額+節税効果+御礼の品
=-103,200円+101,200円+63,480円
=61,480円
というわけで、2019年のふるさと納税の収支金額は「61,480円」ということがわかりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ふるさと納税のお得さについて、ご理解いただけたのではないでしょうか。
今年もあと1か月。年収がほぼ確定したので、私は残りの2万円程の枠を何に使おうか検討中です。
節約生活が慣れてきた方は、ふるさと納税のような節税対策にも是非チャレンジしてみてください!
ではまた!
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