断捨離してもミニマリストがなお必要とするものとは
ミニマリストに関する今回のテーマは、「ミニマリストがおすすめする持ち物は?」です。
物を極力持たない人がミニマリストであり、ミニマリストは広い部屋にポツンと椅子に座っている。
ミニマリストにはイメージがありませんか?
断捨離し物の所有を避けるミニマリストさえも必要とする持ち物は何なのか。
そして、その持ち物にミニマリストはどのような価値を見出しているのか。
気になったので調べてみました。
ちなみに、ミニマリストと年収に関する過去記事はこちらです。
シンプルな生活を手に入れることで人生の目的を知る
以前ご紹介したミニマリストの動画でスピーカーの本を読んでわかったのは、ミニマリストの持ち物のおすすめは人によるということです。
なぜなら、物の必要不要は、個人の人生の価値を高めるか否かで判断されるためです。
判断の主体は個人です。主体的な考えに基づいて、物のいるいらないが決定されるわけです。
そうなると、空間に存在する物が客観的に多く見えようが少なく見えようが、所有者にとっては必要最小限の物を所有していることになります。
物が減れば、物の管理の時間とコストは下がります。
それにより自分との対話の時間が生まれ、自分の人生の目的を知るきっかけを与えてくれます。
ミニマリストは人生の価値を向上させる物だけを持つ
例えば、高級車は個人の価値を高めるでしょうか。高級車そのものに価値はありますが、高級車を持っているからといって所有者の価値はあがりませんね。
もちろん高級車を持つことで、客観的な価値は上がります。お金持ちに群がる人は、お金持ちの持つ物に惹かれるわけであって、所有者個人に惹かれているわけではありません。
私の場合、必要不要の判断基準は欲しい物が人生の錨になるかどうかにある、と考えるようになりました。
錨になる物は不要、錨にならない物は必要ということです。
なぜなら、人生どう転ぶかわからないので、自分がしたいことにいち早く対応できるように身軽にしておきたいわけです。
ミニマリストの視点で自宅は人生の価値の向上に寄与するか
節約と投資に関連する例を挙げると、自宅は賃貸にすべきか購入にすべきか論争ですね。
私の判断基準でいえば、自宅は賃貸にすべきという結論になります。賃貸であれば、自分や家族の状況に合わせて自宅を自由に変更することができるからです。
自宅を購入すれば、その家は私の人生の錨となります。家は、売りたいと思った時にすぐに売れるものではありません。家の購入は、私の今後の人生の選択肢を狭めることにつながります。
賃貸と購入を節約と投資の観点から比較すると、答えは一概には言えません。両者を金額で比較することは、金額算出の根拠に答えが無く、非常に難しいからです。数年後の家の修繕費を今の時点で厳密に算出することはできません。
まとめ
ミニマリストの持ち物のおすすめ人による。
そもそもミニマリストは、所有物を極力減らすことを目的とした人ではありません。
マスコミや広告に踊らされることなく自分の価値観で物の必要性を判断できる人がミニマリストであり、結果としてミニマリストの所有物は減っていくのだと思います。
ではまた!
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