物欲を抑えるにはどうすればいい?
管理人は、物欲の無さでは日本人で上位10%に入ると思ってます。衝動買いはしませんし、そもそも本当に欲しいって思うものがないんですよね。
とはいえ、若い時は、物欲が旺盛にありました。ゲームを買い込んだり、収入に似合わない高額なブランド品を買っていました。
しかし、資産形成に目覚めてからは、これらの無駄遣いがなくなりました。逆に言えば、物欲を抑えるには、資産形成の思考を持てばよいわけです。
今回は、物欲の抑制のためには資産形成の思考を持つことが有効である理由について探っていきたいと思います。
そもそも生きるために必要なものは少ない
欲しいものがない理由は何でしょうか。その理由は2つの思考によるものです。
お金は、資産増につながらないモノやサービスに使わない
物欲がない一つ目の理由は、資産増に思考の重きを置いているからです。
資産形成のことを考えていると、資産増につながらないことにお金を支払うという行動に苦痛を感じるようになります。
投資でない限り、お金を使用するとその分お金は手元から無くなります。資産の観点から考えれば、資産が減っている状態です。
資産を減らすだけのお金の使い方は、浪費です。浪費とは、お金を無駄に使うことです。
例えば、サラリーマンであれば、会社の飲み会に使うお金は浪費です。さらに悪いことに、これらの飲んでいても楽しくない飲み会は、お金だけでなく、貴重な時間までも奪います。誘われてもきっぱりと断りましょう。
とはいえ、歓迎会や送別会など、組織上の付き合いにおいて必要不可欠な飲み会は参加しておく必要がありますね。
上記の飲み会や自己満足のためだけのブランド品の購入は最低限にして、浪費は限りなく少なくすることが重要です。
企業の広告に騙されない
2つ目の理由は、モノやサービスを提供する企業の思惑に乗ってはいけないという思考があるからです。
ビジネスの観点から考えれば、企業のマーケティング戦略に乗せられたくないという考えが根底にあるのです。
世間には、生きるには要らないものが蔓延しています。ゲームや保険、ブランド品が一例です。それらは無くても我々は生きていけるわけで、消費者は本来買うはないはずです。
しかし、供給側の企業からすれば、消費者から何とかしてお金を巻き取らないと企業が存続できません。そのため、企業は、商品やサービスを消費者に買ってもらうために、巨額の予算を広告に投じます。
広告はいわば、 企業の利益のために消費者を騙すための営業ツールです。その営業ツールである広告を消費者が見て「買ってみよう」と思わせた時点で企業の勝ち、消費者の負けです。
そんな自分勝手の企業の誘いに乗ってはいけません。消費者が欲しい物は、消費者の考えに基づいて買いましょう。
したがって、商品やサービスにお金を払うときは、「本当に必要なものか」、「ここで使うお金は浪費ではないか」 、「手に入れるために払ったコストはいつ回収できるか」などを自問自答しましょう。
お金は何に使うべきか
一方で、資産を増やすためのリターンにつながること、つまり投資にはしっかりとお金を使うべきです。
リターンにつながる投資の例は、教育です。
管理人は、自己投資のために自費でMBA留学しました。33歳の時でした。MBA留学には、2年弱という期間で約800万円という大金を投資しました。
35歳で帰国した際には、知識はもちろん、留学経験を通じて人間として成長することができました。また当然、ビジネスと英語の知識を得ることができましたし、留学ならではの多文化での生活を経験することができました。
資産ベースで言えば、帰国後1年半で800万円の資産増を実現ができました。2年弱の留学で費やした800万円を1年半で回収できたわけですから、MBA留学は浪費ではなく、リターンを生む投資となりました。
さらに言えば、投資は死ぬまでその効果は続きます。大金を投じて経験したMBA留学は、100歳ある人生において、転職や昇格、独立、海外移住等の多様な選択肢を今後提供してくれるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
世の中には要らないものがたくさんあります。営業活動に惑わさせることなく、お金は自分の考えに基づいて、投資につながるモノやサービスに使うようにしましょう。
お金の使い方は人それぞれですが、節約と投資によるセミリタイアを目指す人としての考え方の例を共有させていただきました。
今後も資産増のための思考について記事にしてまいります!
ではまた!!
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