引っ越しの準備で慌ただしい中、管理会社から届いた「退去費用の見積もり」を見て、そのあまりの高額さに絶望した経験はありませんか?
はじめまして。妻と共働きで家計のやりくりを頑張っている、40代ブログ管理人です。
今回の引っ越しでは「面倒な退去時の立ち会いや交渉」を夫である私が引き受けたのですが、案の定、高い見積もりが届きました。
そこで、妻や家族の家計を守るためにダメ元で以下のメールを送ってみた結果…見事に数万円もの減額に成功したのです!
実は賃貸の大家さんや管理会社との交渉は、ちゃんとした手順さえ踏めば全く怖くありません。
(※以前、私が直接交渉して古いエアコンを全額無料で新品交換してもらった体験談はこちらです↓)
今回は、私が実際に送って管理会社を黙らせた「経年劣化を盾にした一撃メールの全文」を、コピペOKのテンプレートとして大公開します。
なぜ退去費用は「ぼったくり」にあいやすいの?
そもそも、なぜ何もしないと退去費用はぼったくりのような高額になってしまうのでしょうか。
最大の理由は、退去する住人が国のルール(ガイドライン)を知らないケースが非常に多いためです。
それをいいことに、本来は大家さんが払うべき修繕費まで借主に上乗せして請求してくる不動産業者が少なくありません。
これだけは知っておきたい!国交省のガイドライン
退去費用のバイブルとも言えるのが、国土交通省が定めている「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」です。スマホでも直感的に分かるように、どちらが負担すべきかを表にまとめました。
| 状況・傷の種類 | 借主(あなた)の負担額 | 貸主(大家さん)の負担額 |
|---|---|---|
| 家具を置いて凹んだ床 | 負担なし(払わなくてOK) | 大家さんが全額負担 |
| 壁のカレンダーの画鋲穴 | 負担なし(払わなくてOK) | 大家さんが全額負担 |
| 太陽の光による壁紙の色あせ | 負担なし(払わなくてOK) | 大家さんが全額負担 |
| 引っ越し作業でぶつけた壁の穴 | あなたが補修費用を全額負担 | 負担なし |
| タバコのヤニ汚れ・臭い | あなたが補修費用を全額負担 | 負担なし |
具体的には、「普通に生活していて自然にできた傷や汚れ(経年劣化)」は、毎月の家賃にすでに含まれています。
そのため、退去時に追加で修繕費を払う必要は一切ない、というのが国の定めた絶対的なルールなのです。
この大原則を知っているだけで、退去時の請求で管理会社の言いなりになるのを完全に防ぐことができます。
【コピペOK】管理会社を納得させた「経年劣化」の一撃メール全文
さて、ここからは実際の私の体験談です。
立ち会いの時には言われなかった「キッチンの床の傷補修費用」が、後日になって私(借主)の全額負担でシレっと請求されていました。
「こんな小さな傷まで払うのか!?」と思いながら、私が妻に代わって送った実際の反撃メール文面がこちらです。
〇〇管理会社 ご担当者様
お世話になっております。
「キッチンまわり床キズ補修」について写真を拝見しました。傷の程度は小さく、軽微なものに見受けられます。
傷の場所がキッチン周辺である点も含め、7年間居住する中での「通常の使用によって生じた傷」と考えます。(故意に物を強くぶつけたりした覚えはございません)
国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を確認いたしましたが、通常損耗については賃借人の負担とならないことが示されています。
つきましては、これらの点を踏まえ、補修費用について当方の全額負担ではなく「一部負担(例えば半額など)」にご相談させていただけないでしょうか。
ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
このメールが最強な3つの理由
この文章には、管理会社が反論しづらくなり、結果的に大幅な譲歩を引き出せる重要なポイントが3つ込められています。
- ① 長く住んだことを明確にアピールする:「7年も住めば自然に傷はつくよね」という事実を強調しています。
- ② 国交省のガイドラインという必殺技を出す:「私は国のルールを知っている人間ですよ」と知識武装をアピールします。
- ③ 喧嘩腰にならず「大人の着地点」を用意する:「1円も払わない!」とキレるのではなく、「半額(一部負担)の相談に乗ってよ」と譲歩することで、相手も折れやすくなります。
相手の返答は?実際の交渉で金額が見直されたリアルな結果
「生意気な住人だと思われて、クレーマー扱いされたらどうしよう…」と、実はかなりドキドキしながら返信を待っていました。
すると後日、管理会社から以下のようなメールがあっさりと届いたのです。
貸主様とお話し合いを行い、一部負担に変更となりましたので、敷金精算書を改めて添付いたします。
たった1通のメールを送る勇気を出しただけで、見事に修繕費用の減額(数万円の節約)を勝ち取ることができました!
本当にホッとしたのと同時に、「あやうく言われるがままにぼったくられるところだった…」とパパとして震えましたね。
(※ちなみに、こうして夫の頑張りで浮いた余剰資金は生活費に溶かさず、お得なキャンペーンを使って投資へ回すのが我が家のルールです!)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
引っ越しの退去費用は、知識がない住人に対しては「あわよくば」と多めに請求してくるケースが少なからず存在します。
しかし、今回の「国交省のガイドライン」と「大人の交渉メール」のテンプレを使えば、誰でも簡単に正当な減額交渉が可能です。
理不尽な高額請求に泣き寝入りする必要は全くありません。ぜひご夫婦で協力しあって、このメールをコピペして使ってみてくださいね。
引っ越しでお金がかかる時期だからこそ、守れるお金はしっかりと守り抜きましょう!
ではまた!!





